Lapis and honey

大阪の占い師・霊能者がスピリチュアルのことや占いのことやお仕事のことを書いていくブログ。はじめての方は→https://lapisandhoney19.hatenablog.com/first

人の悪口は

「人の悪口は自己紹介」ということが、時々あります。

 

例えば、人に対してやたらと上から目線な人ほど、

他人の正当な指摘に対しても「上から目線で失礼だ」と怒ったり、

他人の陰口が大好きな人が、

「あの人は私のことを裏で悪く言ってる」と決めつけて怒ったり、

好きになった人は奪ってでも手に入れるという人が、自分のパートナーが浮気相手に心を奪われないか気にしていつもイライラしていたり、

ということは、結構あちこちで見られることです。

 

これはスピリチュアル的にはどういうことなのかというと、

「思い込み」から自由になれない人の特徴なんですね。

 

人間は、自分の思い込みによって現実を作ります。

例えば「自分は人より偉いので、自分が下だと思っている人の尊厳を無視して威張っていい」という思い込みがあれば、

他人に対して上から目線になるという現実ができてきます。

 

そして、自分の持つ思い込みを他人に投影してしまうというのは、人間の特徴です。

人間は生きていく上で「自分と違う考えを持つ人もいる」と学んで、自分と違う他人と尊重し合うことを学ぶのですが、

それを学び損ねると、他人について、「自分はこういう考え方を持っているのだから、当然、他人も同じ考えだろう」と考えてしまいます。

 

この投影は、部分的に起こることもあります。

例えば、「日本人は湯船に毎日浸かるのだから、世界中の人が同じ習慣を持っていると思っていた!」というのも、一種の投影です。

ですが、他人を尊重する力のある人は、「水が豊富でない地域では、同じ習慣を持たない人々もいる」という知識を知れば、「そういう人もいるのね」と受け入れられます。

他人を尊重する力のない人は、「私たちは毎日湯船に浸かっているのに、そうしないなんて、おかしい!」と考えたりします。

 

これは、たとえの話ですが、

 

実際、人を騙すことが習慣になっている人ほど、

「世の中に善人はいない。ボランティアをしているような人はみんな偽善者なのだ」という思い込みを持っていたりします。

 

そういう「投影する」という行為が、

「人の悪口は自己紹介」という状態を作ります。

「自分はこんな悪い人間なのだから、相手も同じような悪人に違いない!」ということを言っているのですね。

 

そして、そのような「他人も自分と同じような悪人に違いない」という思い込みが、本当にそのような悪人を引き寄せます。

なので、「環境を変えるには、まず自分が変わるのが大事」なのですね。

 

占い師は、このような思い込みからなるべく自由になって、占いをしなければいけないと私は考えています。(他のお仕事も、同様でしょうがw)

例えば、「自分は儲かっていないのだから、クライアントの仕事も成功するわけがない」などという理由で、偏った結果を出してはいけません。

 

なので、占い師に一番必要な能力というのは、

直観の声と思い込みの声を聞き分ける力かもしれませんね。

 

 

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